『竹久夢二・激レア千社札!?(戦前戦後・すり孝・千寿)木版手摺り2点額※大正ロマン美人画 初代集古庵(二代目志ん馬)落語寄席文字関連』はセカイモンでbadc2a0a9b5から出品され、362の入札を集めて05月09日 20時 20分に、9000円で落札されました。即決価格は9000円でした。決済方法はに対応。北海道からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。
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み、漂泊の詩人画家が果たした役割は実に大きい。さ
て、今回のお宝蔵出しは、その竹久夢二の千社札額で
ある。作品を保護しているこの額は、縦24・5×横
18センチで、中に納めた二枚の千社札(台紙貼)は
縦15・5×横11センチで、千社札一枚の寸法は縦
14・5×横5センチとなっている。今回出品した志
ん馬ゆかりの千社札は、のちに集古庵を名乗る二代目
志ん馬の趣味人宣言にあたるものだ。詳細は御用とお
急ぎのなき御仁は、下記をとくとお読み遊ばれたし!
かつて、ある落語家の古い千社札コレクションの一
つで、竹久夢二の古い千社札(!?)である。かなり
の年代物の手摺木版画と思われ、摺職人・版木職人の
すり孝・千寿の名が入っている。竹久夢二の多くの作
品には、こうした職人名は入っていない。特別な意味
や意義あったものと推察できる。2点額付で、一点は
夢二の美人画で、もう一枚は瞼を閉じて合掌している。
に、東京・神田神保町の交差点近くの山田書店の御主
人から、浮世絵鑑定のコツの御教示して頂いた。同店
の2階で、江戸期の浮世絵をはじめ、神社仏閣に納め
る単色刷絵など、さまざまをお見せ頂いた。素人眼に
は極彩色カラーの浮世絵に目が惹かれたが、淡く薄い
彩色の方が手摺り難しいそうだ。また屋号や摺職人の
名前を墨摺りしてあるものは、それなりの逸品が多い。
さらに、千社札は浮世絵と違い復刻されることがない
ので希少なことも知った。
「噺家は、世情の粗で飯を食い」という俗語がある。
一説には、最初に使われれのは大正デモクラシーの頃
である。国民は当時、日清日露と十年に一度の戦争で
重税と厳しい統制下に置かれ疲弊していた。旧態以前
の悪しき政治と、軍部権力の専横に、庶民は一斉に反
発していた。
おりしも、大衆運動は、国民に民主主義的改革を自
覚させ大きな潮流となった。御維新後、徳川の封建的
な世は終わりを告げたが、万機公論と臣民の平等を理
想とした〝五箇条の御誓文〟は、薩長藩閥政治が温床
となり夢と消えた。その精神の復活が、大正デモクラ
シーである。
多くの国民は元老や貴族院、枢密院や軍部、検察や
警察などの権限を弱め、民意を反映させる普通選挙法
の制定を目標に掲げた。お上の言いなりであった庶民
感情は、正義と筋の通った政治を盛んにさせた。その
発露は、大衆芸能の落語にも、大きな影響を与えた。
その最たるおもしろき落語家が、二代目の志ん馬で
ある。庶民の鬱憤を、志ん馬は寄席の高座から、威勢
よく放ち、客の皆から拍手喝采を浴びていた。改憲派
の噺家・志ん馬は、当時、寄席派閥の睦会が、強く推
進していた月給制度に反対し揉めにもめて睦会を離脱
した。ワリに合わぬ安い月給制度に反対派を集めて誠
睦会を設立した。
「言論の自由」とは、志ん馬に言わせれば「悪口の自
由!」である。しかし、その自由は普通選挙法を帝国
議会が認めたのと引き換えに、稀代の悪法といわれた
治安維持法がまかり通り、志ん馬の高座での悪口の自
由は奪われた。誠睦会が失敗し、昭和に入り志ん馬の
人気がガダ落ちしたのはこのためである。
噺家として成功することなく、志ん馬は昭和初年に
高座から退いた。その後、粋筋出で生活力もある賢夫
人の援助もあり、千社札にのめり込み『納札大王』の
異名が風靡するほどの蒐集家となる。落語『紺屋高尾』
『幾代餅の由来』ではないが、たかが紙に描かれた女
に心を奪われことが大正ロマンのみぎりにもあったの
だ。モノ言えぬ言論の不自由な軍国主義下では、警察
や検察の検閲でも、「表現が不適当」や「非国民」な
どと弾圧できないよき逃げ場が、収集趣味の世界であ
った・・・。
賢夫人のもう一つの功績は、圓朝の寄席関連の遺品
継承者の橘之助・圓夫婦の一切の面倒をみたことだ。
それらの圓朝遺産は納札大王(志ん馬)のコレクショ
ンと一体化し、自らを〝集古庵〟と号した。さらに、
その遺品は橘流寄席文字の家元・橘右近が引き継ぎ、
右近は二代目集古庵を名乗った。
夢二は、明治17年(1890)に、岡山県山深い本庄
村の酒屋の子として生まれた。本名は茂次郎。少年の
頃から、酒を介した男と女の愛欲の始末が周囲にあふ
れていた。神戸中学に進学するも、一家は稼業が破綻
し九州八幡に引っ越す。
夢二は家出して上京。東京は真珠のように輝いて見
えた。早稲田実業へ進学。明治38年年(1905)本科
3年から専攻科に進み、荒畑寒村(のちの社会主義者)
らと交友を得る。また白馬会洋画研究所に通い、『中
学世界』に投稿し、『ハガキ文学』のコマ絵に応募し
入賞した。
それを機に島村抱月主宰の『東京日日新聞』の「月
曜文壇」や『早稲田文学』などで仕事を得て学校を中
退した。明治40年(1907)、日刊『平民新聞』に風
刺的コマ絵や川柳などを寄稿。また、雑誌『婦人クラ
ブ』や『少女の友』の表紙絵が評判となり売れ行きを
左右した。
新婚生活後には、たまき夫人をモデルに〝夢二美人
像〟の創画を開始した。雑誌の挿絵も多く描き、作家
の分野でも詩、歌謡、童話など創作。さらに書籍の装
幀、広告物、日用雑貨、浴衣等のデザインも手がけた
国民的な人気を得たが、ある種の軍人や警察などから
は軟弱堕落の謗りを受けた。
明治42年(1909)の『夢二画集 春の巻』以後、
夢二画集や詩画集を続々と刊行して世の若者や婦人層
を魅了した。また『どんたく』に収められた短詩『宵
待草』は、のち夢二が多数装丁したセノオ楽譜が刊行
され、彼の詩に曲がつけられて全国を一世風靡した。
大正3年(1914)年、日本橋に港屋を開き、夢二デ
ザインの品々に独自色を示し好評を博した。大正5年
(1916)京都に移り、翌年から新たな愛人・笠井彦乃
と暮らし始める。帰京後、彦乃との愛をテーマにした
恋歌集『山へよする』を刊行するも、出版後にお葉と
の愛の時間が始まる。
かように、夢二はことのほか情愛深く、別れと悲哀
を背負いつつも、恋に彷徨する生き方を生涯まっとう
した人生であった。詩人画家としての彼の本領は、浮
名を流した女を自らの創作の地肉にしたことだ。彼は
遍歴の旅を重ねていくうちに、独特の美人画を形成し
た。その表情には、えも言われぬ憂いが漂っていた。
軍靴の足音が日に日に高まる御時世にあっては、爽快
さと対照にある物哀しげさが見る人の心にズッシリと
刻まれた。
軍国主義高まる、昭和9年9月1日、信州にある高
原療養所で肺結核により他界した。代表作は『黒船屋』
『長崎十二景』『青春譜』『立田姫』『旅』『裸婦』
『二の腕』『逢状』『晩春』『朝の光へ』『日本之雨』
『黒猫』『舞妓』ほかがある。
岡山市中区に夢二郷土美術館本館。生地・邑久には
夢二郷土美術館分館があり、群馬県渋川市には竹久夢
二伊香保記念館、東京・文京区弥生には竹久夢二美術
館がある。今や夢二の絵葉書やカード、Tシャツ、シ
ールなど各種グッズをはじめ、精巧な印刷製品やリト
グラフが世に溢れ人気は衰えていない。3年後(2024)
には、生誕140年の佳節を迎える。
状態に関しては、貼付写真をとくと御覧下さい。
かつて、橘右近師とも付き合いのあった演芸関係者
のコレクションの一つで、大切に保管されていたの
で、小生の手元に届いた時にも、すこぶる「良好」
な状態であった。精一杯の御説明をさせて頂いたの
で、ノークレーム・ノーリターンでお願いしたい。
送料に関しては、当方が負担サービス致します。