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気学集成・上下/波里光徳・献呈署名/非売品/五千年の歴史を持つこの学問の真髄を万人に頒ちたいとの熱意に敬意を表するものである

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『気学集成・上下/波里光徳・献呈署名/非売品/五千年の歴史を持つこの学問の真髄を万人に頒ちたいとの熱意に敬意を表するものである』はセカイモンでdc812から出品され、380の入札を集めて05月05日 0時 48分に、9900円で落札されました。即決価格は9900円でした。決済方法はに対応。愛媛県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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気学集成・上下/波里光徳・献呈署名/非売品/五千年の歴史を持つこの学問の真髄を万人に頒ちたいとの熱意に敬意を表するものである

商品説明
	気学集成・上下/波里光徳・献呈署名/非売品/五千年の歴史を持つこの学問の真髄を万人に頒ちたいとの熱意に敬意を表するものである昭和49年　上下2冊　非売品　巻頭に献呈署名　部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。私が波里博士を存じ上げたのは五年前のことである。当時私は国際ロータリーの役員(一九六八~九年第三五八区ガバナー)として東京都及び沖縄にあるロータリークラブのお世話をしており、波里博士は創立間もない東京多摩ロータリークラブの副会長(その翌年会長)をつとめておられたからである。爾来その温顔に接する機会が多いうちに、そのお人柄に敬服するようになった。後から伺うと御先祖は明の太子で清朝勃興の時我国に亡命された方の十代の当主であられる由、その御風貌と併せもっとものことと首肯出来る。同博士は、元来東大医学部を卒業された産婦人科医であるが、現在は製薬会社を主宰しておられ、かたわら日本飼鳥文化協会理事長等として幅広く活躍しておられる。その余暇を割いて今度「気学集成」上下二巻を公にされんとするに当たり、私に序を求められた。その話を伺う迄は同博士がこの方面に深い造詣を持たれ研鑽を重ねておられることを存じ上げなかっただけに一寸した驚きであり、又寸暇を惜んでかような困難な仕事に打込まれ、五千年の歴史を持つこの学問の真髄を万人に頒ちたいとの熱意に敬意を表するものである。私は気学即ち陰陽学については全くの門外漢であり、その意味ではこの本の内容に立ち入ったことを記す資格能力を欠いている。ただ私も昔から歴史に深い興味を持っており、陰陽学が中国に源を発して歴史を積み重ね、飛鳥奈良時代我国に伝来、長い間上は天下の祭政から市井百般の行事に至るまであまねく用いられていたことはよく存じている。今日科学は我々の月への旅行を可能にする迄発達はしたが、巨大な宇宙は相変らず巨大で我々をよせつけず、一方生命の世界も無限の神秘に包まれ、アミノ酸の連結でビールスに近いもの迄は造り出せても、何十億年かかった生物の進化を完全に追うことは至難の業に思われる。かくて我々自然科学者は一方ではあく迄冷静に真理を探究しその解明に一歩ずつ近づくかたわら、他方では敬虔な気持で神を信じ宗教に心の侍り所を求めることが多い。その意味でも気学は我々にも非常な興味と期待を抱かせるものである。扱気学の起源は人類の歴史が溯及可能の約五千年前の中国神話に源を発したものといわれている。しかしその内容は恐らく古代人の長い間の日月星辰の運行の観測とそれにもとづく自然界の諸現象の詳細な観察と統計に基礎をおいているように思われ、相当の科学的根拠も存在するのではないかと思われる。その上にその創始者といわれる神人に対する信仰心を積み重ねるとき、これが政治、軍事等もろもろの場で偉力を発揮したであろうことも頷かれる。今日気学が科学万能時代の片隅に追われた感のある時、波里博士の御努力で再び我々の前にその全貌をあらわすことは誠に有意義なことといわねばならぬ。卑近な例が我々は今日でも慶事には大安吉日を選定利用しているが、その由って来る所を知ることは寧ろ緊要事ではあるまいか。かくしてこの陰陽学が読者にとり精神面に重点を置いた処世の侍り所となり、又方位、家相、地相等の判定にも適切な示唆をもたらすならば何よりであり、波里博士もそれを切望しておられることと思う。名古屋にある張振甫一族の墓園を訪れることと、宇治の黄檗山萬福寺に詣でることは、筆者の永年の宿望であったが、昭和四十八年の五月上旬に渡日し、この宿望を叶えることができた。五月八日波里光徳博士に案内されて、降りしきる雨の中を振甫の墓園に往き、歴代の墓を拝観した。更にすぐ近くにある鉈薬師堂へ案内された。振甫が尾州公から拝領したという本尊薬師如来が祀ってあり、他に円空上人の予一刀彫の十二神将が並んでいた。その堂前には、高さ五尺余りの文臣石像が左右に並んでいた。この一対の石像は、南京紫金山の孝陵(明の太祖の陵墓)にある文臣石像とは、大きさの差異こそあれ、形状が肖ているとのことである。――明の太祖の孝陵や成祖の長陵にある石人、石獣の写真は平凡社出版の百科大事典第二十四巻にある。之によると何れも等身大よりはるかに巨大なものである。ところで、薬師如来に明朝風の文臣石像とは、甚だ奇異な配合である。私がが思うに、この一対の石像は、もと振甫の墓前にあったものを世間の耳目をはばかって移して来たものか、さもなくば、始めは振甫の墓前に立てるつもりで彫りあげたところ、同じ理由で、そこに立てるのを止めて、この薬師堂に持って来たものか、であろう。それから、宇治に夕刻着き、翌日には、波里博士と一緒に黄檗山の萬福寺を訪れた。お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。外箱傷、小汚れ、しみ、破れ、角痛みページ小黄ばみ、しみ。ご理解の上、ご入札ください。もちろん読む分には問題ありません。446513

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